2016/12/4 第11回湘南国際マラソン  42.195km一般の部男子 22km地点でリタイア

49歳を迎える前に挑戦したフルマラソンでしたが、無念のリタイアとなりました。悔しい~!

このところ、日ごろの練習(早朝の2.5kmジョギング)も体が重く、「完走は無理かもしれない…」という気持ちを、「絶対に完走してやる。メダルを息子に見せたい!年賀状で自慢したい!」という気合で打ち消して挑みましたが…19km地点で足が引きつりはじめ、太ももがつり、両足にまめができて激痛が走り、前に進めなくなってしまいました。悲しい回収バスでの帰還。

夏には50kmを完走した私が…昨年は100kmを完走できた私が…悔しい~!情けない~!

体力と根性を鍛えなおして来年リベンジいたします!まず、節制を心掛け、体重を落とさねば…。

▼記録詳細

第11回湘南国際マラソン

開催日:2016年12月04日開催地:神奈川県大磯町他

氏名: 中野義男 ナンバー: 14464 種目: 42.195km一般の部男子

測定ポイント|スプリット|ラップ|通過時刻

Start  00:27:02          09:27:02
10km 01:33:41 1:06:39 10:33:41
20km 02:56:45 1:23:04 11:56:45


2016/6/26 第31回サロマ湖100kmウルトラマラソン 兼 IAU100km世界選手権2016日本代表選考競技会 50KMの部 6:23:34

●大会名: 第31回サロマ湖100kmウルトラマラソン 兼 IAU100km世界選手権2016日本代表選考競技会

●開催日:2016年06月26日

●開催地:北海道北見市、湧別町、佐呂間町
●ナンバー: 5147

●種目:50K男45~54
 ●コース: 佐呂間町100年広場前~北見市常呂町スポーツセンター
●記録: 6:23:34

 

毎年恒例のサロマウルトラに行ってきました。冷たい雨の中の(10℃)とっても厳しいマラソンでしたが、寒さに震える身体を気持ちで奮い立たせながら走りました。しょっぱい汗が目に入り、眼鏡は曇り、泣きながら完走(歩)しました。

22KM地点で、昨年の100KMレースで故障した右ひざが痛み出し、すり足走りでなんとかゴールまで体を運びました。いっぱいいっぱいでした。去年はよく倍の100KMを走れたな~と信じられない気持ちになりました。

測定ポイント スプリット ラップ 通過時刻
Start 00:00:03   10:00:03
10km 00:58:17 0:58:14 10:58:17
20km 02:03:21 1:05:04 12:03:21
30km 03:23:01 1:19:40 13:23:01
40km 04:50:17 1:27:16 14:50:17
Finish 06:23:37 1:33:20 16:23:37

2016/1/30 第9回日産スタジアム駅伝大会supported by ファイテン 4区4.6km 25分00秒

●大会名: 第9回日産スタジアム駅伝大会supported by ファイテン
●開催日時: 2016年1月30日(土)11時スタート
●開催場所: 新横浜公園(メイン会場:日産スタジアム)
●種 目: 駅伝
●距 離: 22.2km(1区8.2km―2,3区4.7km―4区4.6km)

 

いつもお世話になっている湘南貿易さんのお誘いで初めての駅伝に出ることができました。私は4区のアンカーを担当。4.6kmを25分で走りました。

2015/12/6 第10回湘南国際マラソン フルマラソン一般の部男子 5:16:37

半年ぶりの出場でしたが、何とか完走できました。
サロマ以降、身体が重く感じるようになり、いつものトレーニングもきつく感じていたのですが、35KM地点で太ももがつり、とうとう歩いてしまいました。

11月の簑沢ケアプラザまつりで、骨年齢を測定してもらったら「70歳代」と出ました。走りすぎなのかな…??

2年前の記録が5:05:01なので、記録的にも下降線…。

年齢的にあまり無理をしてもいけないな…と感じたレースでした。

何はともあれ完走できたので良しとしましょう!

▼記録詳細

第10回湘南国際マラソン

開催日:2015年12月06日開催地:神奈川県大磯町他

氏名: 中野義男 ナンバー: 10643 種目: 42.195km一般の部男子

測定ポイント|スプリット|ラップ|通過時刻
Start 00:15:58   09:20:58
10km 01:21:46 1:05:48 10:26:46
20km 02:30:24 1:08:38 11:35:24
30km 03:41:19 1:10:55 12:46:19
40km 05:12:50 1:31:31 14:17:50
Finish 05:32:34 0:19:44 14:37:34



2015/6/28 第30回サロマ湖100KMウルトラマラソン 兼 IAU100キロ世界選手権2015日本代表選手選考会 100KMの部 12:55:06

ついにやりました!100キロの完走!ばんざ~い!

 

2012年の5月にメタボの体をゆらしながら走り始めた私が…ついに100キロを完走しました。

 

初めてのレース(湘南国際)では10キロ地点で足きり(制限時間超)になり、リタイアに悔し涙を流した私が…3年目にして偉業を成し遂げました。

 

事前(3週間前)の練習ランで60KMを8時間で走りましたが(自己ベスト)、このペースではサロマ100キロは完走できません。正直、スタート前は1:9で不可能が支配していました。

 

つらい!この一言しかありませんでした。100キロの道は、果てしなく険しいものでした。

 

毎朝5キロのジョギング。「ハアハアゼイゼイ」。根岸森林公園でさわやかな朝のお散歩を楽しんでおられる方たちから殺気を感じたように振り返られても、走り続けました。

 

レース直前では、雨の日にも、傘をさして走りました。こんなにまじめに何かに向かって努力したことは記憶にありません。

 

今回のレースは自分の人生の金字塔を打ち立てるという目標がありましたので、もう100キロに挑戦することはないでしょう。

 

ですので、ここで、今回、奇跡的に成功できた要因をまとめておき、自分の人生の思い出として残しておくと共に、今後チャレンジする方への参考になればと思います。


題して「しがないメタボの中年男が、なぜ、100キロを時間内で走れたのか!」


達成できた5つの大きな要因は以下です(重要順)。

 

①足を使わない「すりあしすすみ」

②走れても走らない「かめはしり」

③心の弱さに打ち勝ち「歩かない」

④足がつっても「あきらめない」

⑤毎朝5キロのジョギング(最低限の基礎体力)

 

【その他の要因】・当日の天候(12~18℃) ・靴下2重ばき(足の痛み抑え) ・塩分、クエン酸、糖質、アミノ酸の適度な補給(10キロおきにタブレット) ・1月(ひとつき)前の練習ラン ・知り合いの皆様からの応援 ・Facebookフォト連動

 

思い起こせば…「ジョギングなんて生産性がない」と思っていた自分。「そんな時間を使うのだったら少しでも仕事に使ったり寝る時間を確保したほうがいい」と思っていた自分。当時とっても忙しくて睡眠時間が取れなかった状況もありました。

 

そんな時に橋本社長(仕事のお客様)と出会いました。とってもキャラの立った人でフルマラソンやウルトラマラソンを完走した武勇伝を聞かされました。


「すごい…世の中にはこんな人もいるんだ…」と感心していると「毎年、湘南国際マラソンに協賛していて社員も一緒に走ってるんだよね~。中野さんも走るよね!」

 

大変驚きましたが、そう簡単に返事ができるものではありません。マラソンを走るには、今の自分はとても遠い位置にいると思ったからです。

 

小さいころは走るのが好きでそこそこの結果が出ていました(学年上位)。瀬古選手や宋兄弟、イカンガー選手が走っているのをテレビで見るのも好きでした。正月番組の実業団駅伝や箱根駅伝も時間があればずっとみていられるタイプです。

 

しかし、いざ、自分が走るとなると…トレーニングをしないといけないし生活を変えないといけないな…でも、今後の取引のことを考えると無下に断れないし…

 

1週間考えた末に出した結論は「挑戦する」でした。商売を成功させるために体を差し出したのです。

 

その年の「湘南国際マラソン(11/3)」に出場することを決め、それから毎日走り始めました(2012年の5月28日から)。

 

はじめの一か月は1キロのジョギング。徐々に走れるようになり2キロ、3キロと距離を伸ばし、大会出場前には5キロのランニングができるようになりました。

 

それまでの不健康な生活は一転し、ハァハァしていた階段の上り下りもスイスイ行けるようになりました。

 

夏場に必ず悩まされていたアトピーのカイカイもなくなり(デトックス効果でしょうか…?)、気持ちも健康的になっていきました。

 

何といっても、早起きして、ラジオ体操をして、ジョギングして、爽快!!!

 

橋本社長に出会っていなければこの爽快感は味わえなかったでしょう。この健康体は得られなかったでしょう!感謝!感謝!です。

 

それから3年間の「⑤毎朝5キロのジョギング」の積み重ねが、100キロ完走へ導いた大きな要因です。

 

次に、「④足がつってもあきらめない」ですが、いつのレースでも大体25キロ地点で足がつり始めます。

 

足がつるととてもつらいです。一気に気持ちが沈みます。痛みを恐れて次の足が出せなくなります。

 

しかし、その時に踏ん張って、足を使わない走り方を意識するとつりの間隔が長くなり、いつしか、また、足が動くようになります。

 

「だましだまし」…これができたことが100キロ完走へ導いた大きな要因です。


次に「③心の弱さに打ち勝ち歩かない」ですが、これがとっても大事です。

 

100キロの道のりのなかには何度も心が折れるときがあります。

 

「給水後なんだからちょっとぐらい歩いても…」「トイレがあるから入っとこうかな…」「え~っ、まだ1キロしか進んでないの…」「げっ、折り返しはまだ見えないの…」

 

これを、ウルトラの先生である平野氏は、

『疲労しても足だけは絶対に停めないことがポイントだと思います。

疲れてしまうと、どうしても”歩こう”、”とまってストレッチをしよう”と、誘惑(脳内で勝手に言い訳をつくる)が現れますが、これをいかにしてだまして進むかということに尽きると思います。一度停まると、脚は動かなくなります。

距離が距離なだけにエイドがたくさんあるので、1か所で3分費やすと、トータルで1時間のロスをします。

エイドではできるだけロスタイムを出さずに、中間点での着替えなどの荷物ハンドリングを最小限にすること、水分をとったらすぐに出ることもポイントと思います。』

と教えてくれました。

 

精神力の強さを維持し続けたことが100キロ完走へ導いた大きな要因です。

 

2番目に重要な要素として挙げた「②走れても走らない『かめはしり』」ですが、これは、直前の練習ランの「柴又~春日部 60キロラン」で学びました。

 

レースのスタート地点に立つと、人は、気分が高ぶり、実力以上の力が出せる雰囲気になります。

 

大勢の観衆、アナウンサーの声、大会委員の号砲、沿道の声援…まるで自分が何かの主役になった気分です。

 

足もどんどん進みます。快調!快調!俺は早いぞ~!…ここに落とし穴があります。

 

必ずどこかで破たんします。ふくらはぎがつり、太ももがつり、足底筋膜炎を発症し、最後は動かなくなって歩くこともままならなくなります。

 

とにかくペース配分が大事です。初めの10キロを1時間5分程度(約6分30秒/1キロ)で入り、そのペースを持続する…

 

走れるけど走らない自制心…これができたことが100キロ完走へ導いた大きな要因です。

最も重要な要素として挙げたのが「①足を使わないすりあしすすみ」です。

 

これができたから一般人の私が達成できたといっても過言ではないと思います。

 

「足(脚)を使わない」という表現はとてもうまい表現だと思います。

 

「かめはしり」というのはペース配分のことですが、「足を使わない」というのはまさに走らないことなのです。

 

いわゆる「走る」場合は、靴底が上下し跳ねながら前進しますが(練習を積んだアスリートはこれ)、「すりあしすすみ」は靴底が上下しないイメージです。

 

靴底をズルズル音を立てて足を引きずるようにみっともなく進みます。

 

これは、極力、足を上げない(太もも、ふくらはぎ、足首の筋肉を使わない)ので、足にかかる負担がかなり抑えられます。長い距離になればなるほど効果を発揮します。


じつは、5キロ地点あたりで、前を走っている人が、ズルズル音を立ててみっともなく進んでいました。それを見て「これだ!」と思い、すぐに取り入れました。

 

足をつった時にかばいながら進むイメージです。よく考えれば、確かにもっとも負担が少ない走り方なのでしょう…。

 

二人でやかましい音を立てながらゆっくりゆっくり進んでいきました。

 

100キロ達成できるなら靴底のちびりなど惜しくはありません。

(この走り方のせいか、つま先がとても痛くなり、苦痛に耐えながらの走りになりましたが…。後日右足小指の爪の内出血を発見…)

 

いつもは足がつり始める25キロ地点を通過しても、足のつりがくることはありませんでした。

 

いつもは太ももがけいれんし始める35キロ地点を通過しても、けいれんがくることはありませんでした。…これは、ひょっとしていけるかも!

 

初めてつったのは50キロ地点あたりだったと思います。

 

つったときはこう考えます。「いかん。いかん。足を使わない。足を使わない。」とにかくすり足を徹底させます。

 

足を上げるとつってしまいます。段差なども極力避けます(車道から歩道の上下の移動は極力しない)。

 

40キロあたりで「これは、ひょっとして…」となり、70キロまで来たら、もう、絶対に完走してやるっ!となりました。ここまで来たのですから…。

 

しかし、ウルトラはそんなに甘いものではありません。1キロ1キロのなんと遠いことか…。

 

足のつりは10回を越え、こんな状態でこんなに走っていいのだろうか…いや、絶対に行くんだ…絶対に歩かないぞ…あぁ、給水所だ…ちょっと歩いてもいいかな…歩かないとさすがにやばいよね…いや、一度歩いたら終わるよ…絶対に完走するんだ!…Facebookで見られているし…

 

左手にサロマ名物の『わっか湿原』を走る細長い人々の列を見ながら、まだなのぉ、まだなのぉ…

 

さらに、80-90キロは「地獄のわっか」です。10キロ先の折り返し地点が見えそうで見えない地獄のコースです。行けども行けども地平線まで続く人の列の先頭の終わりが見えません。美しいサロマ湿原を楽しむ余裕など微塵もありません。折り返してくる人をうらやましく思いながら、ゾンビのような状態でただ前に進むだけです。コース設計者に殺意を覚えるレベルです。


サロマの100キロは13時間が制限時間なのですが(朝5時スタート夕方6時までにゴール)、約10キロごとに関門の制限時間があり、これがとっても厳しいなと身に染みました。いつもひやひやでした。

 

しかし、ギリギリ3分前にゴールして思ったのは、制限時間の設定が甘かったら、ゴールできてないな…ということでした。

 

ウルトラの先生である平野氏は、

『ウルトラやトライアスロンは、自分との闘いなので、誰より速い、遅いはあまり関係ありません。

そのときの自分の出来る力でマネジメントしてゴールまで自分の身体を運ぶということを、大会で決められた制限時間内で出来たひとの勝ちです。

100キロは長いので、もうダメと思ってもちょっと我慢すると復活したりします。ルールの中で最大限できることをすればよいと思います。

もうやめよう、と思う脳をどうやって言いくるめて、だまして、説得してゴールまで行くかということですね。』 

と教えてくれました。 …う~ん、今までにない独特の感性…。

完走できたその他の要因としては、柴又の練習ランが挙げられます。かなり消極的な気分(みんなが行くなら行くしかないか…本番が3週間後にあるのに…よくやるわ…)で、お付き合いで参加しましたが、その時に得られた知識(走り方、靴下の問題、タブレットの準備)とその時に作られた肉体の耐性が完走に導いたと思います。

 

今回の挑戦の成功には多くの人のおかげがあります。

 

何よりも100キロの世界を教えていただききっかけを作ってくれた橋本社長。ジムや練習ランに誘ってくれたりアドバイスを頂いたり…。ありがとうございます。

 

エントリーの手続き、旅のマネージメント、ゼッケンの受け取り代行をしてくださった朝倉さん。ありがとうございます。

 

ご自身は走られないのにメンバーを車で運んでくれた上村さん(朝1:30起き、2:30ホテル出発で4時にスタート地点)。ありがとうございます。

 

励まし合って進んだ中島社長、小田川さん、安田さん、ありがとうございます。

 

6月に3つの100キロマラソンを走破した師匠の平野さん、10時間で走った坂田さん。ありがとうございます。

 

Facebookで応援してくれた皆様。ありがとうございます。

 

そして私の100キロ完走をできるはずがないと期待をしてくれなかった家族のみんな。ありがとう!お蔭で気楽に走れました!

 

左から小田川さん(30)、朝倉さん(30)、安田さん(?)、橋本社長(50)、中島社長(41)、中野(47)、平野師匠(?) 宿泊した北見市東横イン近くの居酒屋「ななしぐれ」にて

 

最後に橋本社長がどこかで見つけた「サロマ完走に向けて20か条」を記して終わりにします。

 

完走20か条

 

① アップは必要なし、ストレッチだけで十分
② 気持が折れても当然、とにかく前へ進むこと、リタイヤして得るものはない
③ 暑くなったら、飲むよりも水をかける、小さなタオルがあると便利
④ 歩くことを恐れない、無理して走っても続かない
⑤ 前半は会話を楽しむ余裕を、、
⑥ 給水では必ずありがとうの一言を、、、紙コップはゴミ箱へ
⑦ 日焼け対策を忘れずに、、、
⑧ 和式トイレは注意、攣る可能性がある
⑨ どこでも止まるな、座るなんてもってのほか、給水でも止まらない癖をつける、特に着替え地点
⑩ 給水では塩分の補給を忘れずに(攣り防止)
⑪ 胃の調子が悪くなって、食べられなくなっても焦らない、スポ-ツゼリ-で対応できる
(小銭持ってコ-ラ買うのもOK)普段飲まない薬はマイナス
⑫ 痙攣をおこしたら、ストレッチして、歩いて様子を見る
⑬ 給水所に冷却スプレ-はない、あんなものは役にたたないと思うこと(アイシングで充分)
⑭ 背中が疲れたら伸ばすストレッチ、テーピングなんか必要ないと思え
⑮ ペ-スはあまり気にするな、無理して設定を守ろうとするな、関門だけ注意すれば充分
⑯ 着替え、シュ-ズの履き替えは意味ないが、念のため着替えポイントに用意
⑰下りで脚を使うな、腰を落として走れ
⑱荷物はできるだけ少なく最低限に、給水は給食は充分にある
(僕はティッシュ、小銭しか持ちません)
⑲痛み、苦しみはあって当たり前、それがウルトラだ!
⑳我慢の後は、笑顔で、バンザイでゴ-ルへ!そこには最高の喜びがある

 

必ず、心が折れる時が来ます、前へ進むこと、これしかありません絶対にゴ-ルしましょう!!!!!!!!!!


●柴又100km完走サポート企画はこちら


以上、長文失礼しました。

 

▼出発前に100km世界記録(6時間13分33秒)保持者砂田さんとパチリ スタート地点の湧別総合体育館広場にて

▼屋根の上から大声で声援してくれるおうち。

▼完走後足が動かず上村さんの肩を借りて進む3人。 ゴール地点の北見市常呂町スポーツセンターにて

測定ポイント スプリット ラップ 通過時刻
Start 00:02:08   05:02:08
10k 01:07:35 1:05:27 06:07:35
20k 02:17:01 1:09:26 07:17:01
30k 03:27:34 1:10:33 08:27:34
40k 04:43:22 1:15:48 09:43:22
42.195k 04:59:03   09:59:03
50k 06:00:10 1:16:48 11:00:10
60k 07:20:15 1:20:05 12:20:15
70k 08:49:39 1:29:24 13:49:39
80k 10:13:06 1:23:27 15:13:06
90k 11:32:10 1:19:04 16:32:10
Finish 12:57:14 1:25:04 17:57:14

2015/6/6 柴又100K~東京⇔埼玉⇔茨城の道~ 60kmの部 07:57:23

昨年に続き、2度目の出場です。3週間後に控えているサロマウルトラマラソン100KM(初挑戦)のトレーニングを兼ねた挑戦でした。

 

昨年の挑戦は一言で言うと「いっぱいいっぱい」でした。しかし、1年もたつと忘れています。また、あの悪夢と向き合いました。

 

結果的には、昨年が8:35:57でしたので、30分以上縮めたことは立派だといえましょう。

 

昨年以上に頑張ったのも事実ですしそれなりに苦しいトレーニングも積んできました。

 

年齢的にも体力の下降線を実感しています(47歳と6か月)。日々のトレーニングに際して、身体が重くてだるい…走りたくない…と思うことが多くなってきています。

 

にもかかわらず、完走したことはほめてあげてもいいと思います。

 

地元に戻るとみんなから「すごいね」「頑張ったね」「誰でもできることではないよ」「立派」と賛辞を頂きました。

 

今大会から導入された、フェイスブックとの連動サービス(レース中の自分の画像が自分のページに自動的にアップされる)により、沢山の「いいね」も頂きました。

 

期待していた反応でした。この「すごいね」「いいね」と言われたいがために無茶な挑戦をしているのでしょう。

 

また、前回はレイトエントリーだったのでメダルがもらえませんでした。

 

メダルをもらいたいために走っているのではないのですが、完走後にメダルがもらえなかった時の残念感は大きいものがありました(正式エントリーの人が首にかけてもらっているのを横目に見ながら…。一瞬、係の人がメダルを手に取って、ゼッケンを見て、目をそらした時…。60KMも走って頑張ってきたのに…。子どもに見せたいのに…。)

 

ここは正直になりましょう。「メダルが欲しいためにやっています!」「メダルがもらえてうれしかった!!」


しかし…ごまかせないことがあります。

自分の心の弱さが出た瞬間です。


今回もチーム湘南の橋本さんと朝倉さんと中島さんと一緒にスタートしました(全員60KMを完走)。


左から朝倉さん、中島さん、橋本さん、私。

 

橋本さん(51歳)はサロマ100KMを3回完走しているレジェンドで、私をこの健康的でマゾな世界に引き込んでくれたお方です。仕事上でも重要な業務を任せて頂いており大変感謝しています。いたずら好きでお茶目な性格をしており、食いしん坊なので常に体重の増加と戦っています。「ウルトラとは焦らず確実に亀走りなり」が心得とのことです。

 

朝倉さんは最年少(31歳)で走り盛りです。我々の中ではもっとも走れる男でしょう。私と同時期に染められ、サロマ100KMを2回挑戦していますが途中リタイアとなり相当に悔しい思いをしています。今年は「走れても走り過ぎない。我慢のウルトラ」ということです。今年は夢の完走となるでしょう!

 

中島さん(42歳)はそろそろ体力のピークが過ぎてきます。同じく朝倉さん同様サロマ100KMを2回挑戦していますが途中リタイアとなり相当に悔しい思いをしています。家族からの賞賛を勝ち取るためにも今回のサロマは完走したいところでしょう。「3度目の正直」と言いながらも、100KMの遠さを知っている男です。「なぜ走るの?」と尋ねると「橋本さんに勝ちたいから」と答える…そういう男です。 

 

昨年、10KM地点で体調不良のためリタイアした中島さんは20KM地点で離れていきました(のちに私の15分後にゴール)。

 

私は、なんとか、橋本さんと朝倉さんについていったのですが(そのおかげで昨年より30分縮まった)、40KM地点あたりで太ももの痙攣がはじまりました。

 

歯を食いしばってついていくこともできたのですが、45KM地点でくじけました。

 

「あぁ、二人が遠のいていく…気兼ねなく…歩こ…」。

「他に歩いている人もいるし」

「無理をして体を壊してはいけないし…」。

「ここで歩いても制限時間内に入れるだろう」。

…弱い自分が出てしまいました。


これが出てしまうとサロマ100KMは無理でしょう。

 

『敵は自分』とはよく言いますが、まさにこのことでしょう。悪魔のささやきに負ける瞬間…。だめだと思いながらもやってしまう…。

 

去年は一人旅だったのでもっと早めに(35KM地点あたり)出てしまいました。

 

サロマではこれに打ち勝たなくてはなりません。

 


今回のレースで特に勉強になったのは「ペース配分」です。「亀走り」「我慢」です。

 

というのは、「その時早く走れても(時間の貯金ができても)、距離が進むとその頑張りが逆にダメージになりその先を走れなくなる」というウルトラ特有の症状を抑え込むスキルです。

 

家庭を顧みず馬車馬のように働いてしっかり蓄えたのに、老後を前に過労死してしまう… 

かたや、マイペースで、欲を出さず、家族で仲良く清貧に末永く暮らす…

 

まさに人生勉強といえるのではないでしょうか。


【サロマ100KM制覇のためのまとめ】


1.だれかと共にはしる。【共助】

2.亀走りで我慢のラン。【自制】

3.何が何でも歩かない。【克己】


6/28はわが人生最高の偉業を成し遂げたいっ!


長文、失礼しました。

 

●関連記事「湘南ワインのノンアルコール繁盛記 店長ブログ」
●柴又100k ランフォト2.0(2015.6.6)

 

計測ポイント スプリット ラップ
Start 00:00:09  
5K 00:31:56 0:31:47
10K 01:05:29 0:33:33
15K 01:40:56 0:35:27
20K 02:15:49 0:34:53
25K 02:52:19 0:36:30
30K 03:27:40 0:35:21
35K 04:06:11 0:38:31
40K 04:48:38 0:42:27
45K 05:29:21 0:40:43
50K 06:16:01 0:46:40
55K 07:06:39 0:50:38
Finish 07:57:23 0:50:44

2014/11/3 湘南国際マラソン フルマラソン 欠場

親戚の結婚式が入り欠場。半年前に苦労してエントリーしたのに…。でも仕方ないですね。おめでたい日になりました。

●橋本社長らの奮闘記はこちら と こちら


2014/6/29 サロマウルトラマラソン 100KM エントリーできず

5か月前の1/20の20時に、パソコンの前にスタンバイし、エントリー開始からアクセスを試みましたが…つながった時点ですでにエントリー締切。なんという競争率の高さ…。100KMのレースで定員3,550人が17,000円も払って、それ以外に旅費交通費諸々かかるというのに…。わずか1時間程度で締切…信じられない。去年はもっと楽に取れたのに。来年こそエントリーするぞ!

●橋本社長ら5名の奮闘記はコチラ


2014/6/1 柴又100K~東京⇔埼玉⇔茨城の道~ 60kmの部 8:35:57

練習ランとしてエントリーしました。湘南貿易・橋本社長ら4名(サロマ組)で参加しました。

9時間の制限時間前になんとかゴール。自己最長のランでした(後半は歩きが多かったのですが…)。他2名も完走。1名は10KMで脱落(体調不良)。

レイトエントリー(制限人数に足りないため追加の募集)のためメダルもらえず…残念。でも、疲れた体で、柴又の町を食べ飲み歩き…満喫しました。


2013/11/3 湘南国際マラソン フルマラソン 5:05:01

完走後

2個目のメダルをゲットしました。

 

昨年はハーフに出場し足切りという残念な結果でしたが、今回は生まれて初めて、フルマラソンに挑戦できました。

フルマラソンというと、少年時代に、瀬古選手や宗兄弟やイカンガー選手が走るのをテレビで興奮しながら応援していた記憶がありますが、まさかその距離にチャレンジすることになるとは思っていませんでした。

サロマ完走の自信もあり、4時間切りをもくろんでいましたが…甘かった…。

走り出しは快調(1h/10kmペース)でしたが、25km地点で足がけいれん、そこからはだましだまし(歩いたり走ったり)で、サロマと同じような展開でした。

ただ、サロマより沿道の観客が多く、沢山のお力をいただいてゴールできました。

5時間切りすらできませんでしたが、完走できただけで上出来です。

きっかけをいただいた湘南貿易の橋本社長と共に走った仲間に感謝!

 

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2013/6/30 サロマウルトラマラソン 50KM 6:22:48

サロマ記録証

初めてのメダルをゲットしました。

 

20kmまでは快調(1h/10kmペース)でしたが、25km地点で足がけいれん、そこからはだましだまし(歩いたり走ったり)で、40km以降は完全に歩きでした。

普段では体験できない貴重な体験ができました。

きっかけをいただいた湘南貿易の橋本社長とサロマ同志に感謝!

 

●関連記事「湘南ワインのノンアルコール繁盛記 店長ブログ」


2012/11/3 湘南国際マラソン ハーフ リタイア

湘南国際マラソン記録証

10KMを45分で折り返せず、
足切りでリタイア

 

サプライズでARIX浅山社長が応援に来てくださって、写真を撮ってくださいました。感謝!

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ブログ

2013年

11月

21日

jimdo始めました。

中野義男

jimdoという無料のホームページサービスを知り、勉強のためにやってみました。
ブログも作れるということで試してみました。

使い勝手がよさそうなのでお客様にも薦めてみたいと思います。

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